ずる

数ヶ月前まで色んなことをずるいずるいと思うことが多かった。

自分の人生を悲観して、自分のことも誰かのことも考えたばかりで、何もしないことが多かった。


ずるいずるいと、羨ましいと言うだけで、自分はズルどころかなにもせず、ただぼーっとしていた。


ふと孤独を感じることなんて小さなころからずっとそうだった。

夏休みが昔から嫌いだった。共働きの両親と児童クラブに通ういもうとが不在の一軒家にひとりでいるのが嫌だった。だけれど少ない友達を誘うことすらできず、ひとりで毎日白米とおかずを一つ作って食べて、なにもしてなかった。


なにもしないくせに、ずるずる思うのはきちんとやめたい。なにかして、それからずるだのなんだの言おう。でも、悔しがるのはずっとやめたくないなあ。


あとおなかがぺこで眠れそうにない、明日から内定先でお手伝いバイト、襟のある服じゃないとだめかなあ。