あの頃のきみにごめんねと思う瞬間がないわけではない

『本気のしるし』と『花束みたいな恋をした』を観た。めちゃくちゃおもしろかった。『本気のしるし』は『ホットギミック ガールミーツボーイ』を思い出した。わたしはわたしでしかなくて、わたしにもわたしのことはわからなくて。あなた自身もそうあると思うから、わたしはあなたのこと全然わからない。わからないけど、知りたいよ。知りたいと思うことから、はじまる気がする。そんな感じだった。

 

 

『花束みたいな恋をした』は、普遍的な恋愛を描いている。終わりの始まりのユートピアと、ディストピアが訪れた先の終わりを描く。なんだか悲しい。悲しいと言っておいてアレだが、全然泣きはしなかった。前半のユートピアは既視感がある。同じことを、わたしはたくさんしていたよ。でも、もうどれも終わってしまって、否定的に捉えている訳でもないから、ただただ、顔から火が出るほど恥ずかしかった。今に続いていなくても、その瞬間があったことは事実だから、わたしたちはきっと大丈夫だ。だから全然泣けなかったな。(泣けないからこの映画はダメだ、という話ではありません)

 

運命は普遍的なものだと思う。

前まで奇跡だと思ってた。最近は、普遍的なものだと捉えるようになった。地に足がついたんだろうな。

 

 

 

 

住む街を偵察しようぜ、と意気込んで、結局どこにするべきかわからないね、となったの楽しかった。道端で蓮實重彦の名を発見して、ふたりで顔を見合わせてゲラゲラ笑ったのも楽しかった。吊り輪うんていで私の腕がちぎれかけたのは、流石に笑えなかったかな。

 

 

 

 

 

チーズ、ベーコン、やわらかめのスクランブルエッグをサンドする。チーズだけにして、ざらめを振りかけてからサンドしてトーストしてもおいしいらしい。

 

 

 

 

 

明日は絶対に中本新宿店で北極を食べるんだ。