さよなら、また

仕事が鬼のように忙しくて、ブログの更新を怠っていました。

鬼の忙しさが止んで、おやすみ1日目の日。局に行こうとしていたのに、起きると目がバンッバンに腫れていて、開かない。だるくて、起きるのもちょっとしんどい。恋人にめっちゃ心配されたので、病院に行った。

目に傷ができていたのと、アレルギー性結膜炎(激重)になっていた。強い目薬をさされたら、なんと、ちょっと目が開いた。

初診の眼科なので視力検査もした。一番小さなCまで見えた。もっと小さいCを用意してほしいね。

 

久しぶりに眼帯した。今はマスクしてるから、片目しか見えていない状態で、非常に怪しい。

 

友だちと約束していたのでお茶をした。その人は大親友なのだが、なんと、転職をして関西に引っ越してしまう。めっちゃさみしい……。つい最近、近所の友だちもいろいろあって引っ越すことになってしまった。そして、わたしも引っ越す。距離的な別れが多くて、切ない。

 

別れといえば、ぐりが死んでしまった。14歳と10ヶ月。結構長生きしたと思う。2回危篤になったけれど、しぶとく生き延びた。

2年くらい前からは、薬を飲み続けないと死んでしまう持病があったけれど、よく頑張った。

1週間くらい苦しんでいる間は、親から送られてくる動画を見るたびに泣いていた。路上で、電車の中で、駅で、惣菜屋で。でも、最後は母と妹に看取られて、眠るように息を引き取ったらしく、ほっとした。死んじゃったと知ったときには泣かなかった。苦しんでるぐりがいないことに、安心したから。もう8年くらい一緒に住んでいなかったけれど、たまに帰省するたびに尻尾を振ってお腹を出して喜んでくれるかわいい犬だった。うちにやってきてくれてありがとう。

ぐりはフィルマークスにキャストとして登録されている。なかなかそんな犬はいないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

先週はそんな感じで色々あって、悲しいことも多かった。けれど、週末はとても幸せだった。こういう幸せのために、わたしは生きているんだと思った。

 

恋人とはじめていっしょに電車に乗ってデートした。コロナもあって、いままでその機会がなかった。

家を出て、日比谷まで電車に乗った。本当は映画アーカイブで佐藤真の特集上映を観に行くはずが、わたしがバカなのでチケット取りそびれて観られなかった。映画博打をしない恋人に、映画博打体験をしてもらうために「まともじゃないのは君も一緒」を観に行った。これが、結構いい映画だった。エモーショナルななにかはないけれど、シンプルで綺麗。コメディとしてもおもしろい。そしてやっぱり成田凌はめっちゃすきな役者さんだ。

恋人のフィルマークス見たら、星2.5つけられてた。泣

 

少しだけバーに行って、お店をぷらぷら見て、家に帰った。適当なテレビをふたりで見て、買ってきたおかしを食べているときに、ああ、たのしかったなあ、と心底思った。

ひとつひとつ、忘れそうな些細な出来事なのかもしれないけれど、それが幸せだと気が付けること、誇りに思う。

 

 

次の日は、6年ぶりに小中高がいっしょだった女の子と会った。3人でお茶をしながら会話をしていると、テスト後に3人でびっくりドンキーに行ったことを思い出した。彼女の6年間のハイライトを聞けて、そしてここに流れる空気は変わらずずっと楽しくて、また会えたことが本当に幸せだと思った。そんな大袈裟なって言われるかもしれないけれど、ほんとに幸せだった。またね!と駅でお別れしたときの気持ち、忘れたくない。